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2020.10.20

日本ヨーロッパ北米3カ国合同交流展2020(池袋)

作品展示 2020年10月15日〜10月18日
会場 東京芸術劇場5階 ギャラリー1(豊島区 池袋)
時間 10:00-18:00(最終日は15:00まで)
主催 一般社団法人日欧宮殿芸術協会
運営 クリエイト・アイエムエス株式会社


Exhibition Period: 15 – 18 October 2020
Venue: Tokyo Metropolitan Theatre 5F Gallery1(Toshima-ku Ikebukuro)
Opening Hours: 10:00-18:00
Organizer: Japan-Europe Palace Arts Association
Management: CREATE I.M.S CO.,LTD

 

マルタ共和国とカナダの現代アーティストと、 日本の芸術家・文芸作家の作品が一堂に集結する展覧会『日本ヨーロッパ北米3カ国合同交流展』が、10月15日より東京芸術劇場 ギャラリー1(池袋)で開催された。本展は、国内外の芸術家・文芸作家の作品を、日本国内に発信する展覧会であり、今回は日本の現代芸術家の作品216点に、マルタとカナダの芸術作品55点が展示された。

マルタ共和国は、 その国土を地中海中央の小さな島々によって形成し、 十字軍の侵攻拠点となったり、 反対にイスラム国家の侵攻を受けるなど波乱の歴史を歩んできたことでも知られる。 そのため、 ヨーロッパとアフリカ双方の影響を受けた文化が栄え、 芸術家たちのスタイルにも反映されている。
一方、 ケベックは、 カナダ国内で唯一、 フランス語を公用語として定めており、 社会や文化にもフランスのカラーが強く息づいている。 近年ではモントリオール映画祭やサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユが本拠地が置かれるなど、 伝統と最先端を兼ね備えた文化性の高い街として知られる。
また日本からは、 絵画や工芸の他、 水墨画や書道、 写真、 短歌、 俳句、 詩文など、 多様なジャンルの作品が出展。 国際色豊かな本展においても、 現代日本の芸術文化を代表するにふさわしい作品が出展された

今年は新型コロナウィルス感染症の影響により、アートをはじめ多くのイベントが開催中止・延期を余儀なくされ、催しそのもののあり方が問われるようになった。2014年より始まった本展は海外芸術家と日本の芸術家の交流を通して友好を深めてきたが、今回は“コロナ後の文化交流”のモデルを提案する展覧会としても、大いに注目された展覧会となった。